東京市場令和元年年報、牛頭数減だが金額微増、シェア栃木1位




 東京都中央卸売市場は、令和元年の年報・畜産物編をまとめた。それによると、同年中の東京都中央卸売市場食肉市場における畜産物の取扱状況は、頭数は約32万8千頭で前年に比べ1.6%減、重量は7万7千tで1.8%減、金額は1,342億円で0.1%増となった。畜種別にみると、牛は頭数12万9千頭(2.1%減)、重量6万1千t(2.0%減)、金額1261億7千万円(0.2%増)。豚は19万9千頭(1.2%減)、1万6千t(1.3%減)、78億8千万円(1.3%減)となった。
 牛については、44都道府県から入荷があり、ほぼ全国から集荷された。入荷シェア(重量順)の順位をみると、1位は栃木県で前年の2位から再びトップとなり、2位は千葉県で前年の3位から上昇し、3位は北海道で前年1位からダウン。このほか、4位茨城県、5位福島県、6位岩手県、7位宮城県となっており、この7道県で70%を占めた。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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