財務省貿易統計による6月国産牛肉輸出量は44万6,505kg(前年同月比31.0%増)と前年同月を大幅に上回った。前月比では90.7%増。新型コロナウイルスの影響からの回復傾向がうかがえる。輸出先国は合計22カ国・地域で、国別にみるとカンボジアが最も多く、合計14万8,115kg。次いで香港、台湾、フィリピンと続く。表記以外(食肉速報に掲載)のその他国はベトナム、タジキスタン、マレーシアなど。6月分輸出額は24億4,260万円(6.5%増)となり、輸出単価は5,470円。輸出内訳は冷蔵15万4,208kg(3.2%減)となっており、冷凍29万2,297kg(61.0%増)。金額ベースは冷蔵が19 .3%減、冷凍が29.9%増。
◆行政・統計
5月牛肉輸出は508tで前年比9.2%減、最大輸出先は香港
財務省貿易統計によると、5月の国産牛肉輸出量は50万8,278kg(前年同月比9.2%減)と、前年同月を下回った。前月比でも2.9%減少。 輸出先国は合計31カ国・地域で、国別にみると香港が最も多く、11万1,640kg。次いで台湾、米国...
◆トレンド
全農肉牛枝共励会、キロあたり7,511円で小川畜産興業が落札
JA全農は1日、東京食肉市場で第24回全農肉牛枝肉共励会を開催した。全国16都県から黒毛和種289頭(去勢209頭、雌80頭)、交雑種32頭(去勢24頭、雌8頭)の計321頭が上場された。厳正なる審査の結果、名誉賞には宮城県の佐藤昭彦さん...
◆国内外の団体
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◆製品
伊藤ハムと米久がハム・ソーセージ・調理加工食品を3~30%値上げ
伊藤ハムと米久は、10月1日からハム・ソーセージおよび調理加工食品の納品価格改定をそれぞれ実施する。世界的な食料需給ひっ迫や不安定な国際情勢を背景に、インフレーションや円安が一段と進行し、ハム・ソーセージおよび調理加工食品の主原料である畜...