[JSA9月]畜産品の売上高は前年同月比5.6%増




 日本スーパーマーケット協会(JSA、集計企業55社、4,849店舗)がまとめた販売概況によると、9月の食料品売上高は5,154億5,721万円(前年同月比3.6%増)、既存店ベースでは5,005億678万円(2.2%増)となった。9月の天候について、気温は北日本と東日本でかなり高く、降水量は台風や前線、湿った空気の影響で西日本の日本海側で多く、日照時間は西日本の太平洋側と沖縄・奄美でかなり少なかった。生鮮物の相場状況について農産物は、野菜相場が落ち着きをみせた一方、果物は国産品を中心に高値が続いた。水産物は、前年並みの入荷量と卸売価格だった。
 畜産物では和牛が引き続き安値となり、豚肉と鶏肉は高値が続いた。その中で畜産品の売上高は全店ベースで650億6,679万円(7.1%増)、既存店ベースの売上高が632億772万円(5.6%増)。牛肉、豚肉、鶏肉、ひき肉の好調が続いているが、その一方で動向が落ち着いてきたとのコメントもみられた。調理用途別では、牛ステーキや焼き肉、豚しゃぶしゃぶ用が好調だった。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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