全国農業協同組合連合会宮城県本部主催の第60回仙台牛枝肉共進会が10日、仙台市中央卸売市場・食肉市場で、黒毛和種計180頭が出品され開催された。第1部(去勢)には130頭の出品があり、審査の結果、チャンピオン賞には佐野ファーム(写真左・佐野和宏氏)が輝いた。受賞牛(格付A5、枝肉重量599.5kg、ロースしん面積127平方cm)は「ど迫力な枝肉で厚みがあり、歩留まりも高い。肉質は脂肪交雑のバランスが良く、脂肪質も光沢と粘りがありおいしさを想像させる」と評され、キロあたり6573円で(株)よね一が購買。また、第2部(雌)は50頭が出品された中、チャンピオン賞に千葉正憲さん(写真右)が輝き、受賞牛(A5、535.5kg、90平方cm)は「脂肪交雑がキメ細かく、脂肪質にも優れ、チャンピオン牛にふさわしい」とされ、5,500円で(株)セブンフーズが落札した。
◆行政・統計
改正輸出促進法、現地市場開拓、オールジャパンでのPRを
改正農林水産物・食品輸出促進法(改正輸出促進法)が19日、本国会で成立した。今回改正された改正輸出促進法に基づき、輸出実行戦略で定める輸出重点品目について、生産から販売に至る関係事業者を構成員とし、この品目についてオールジャパンによる輸出...
◆トレンド
豚肉マーケット展望—600円超え相場続く、出荷減で輸入不安定
緊急事態宣言が発出されていた過去2年に比べ、ことしのゴールデンウイークは大きな制限なども出ておらず、各地で人流が増加。行楽や外食などの需要も復調の兆しがみられた。加えて連休後半は好天に恵まれたことでバーベキュー需要なども増え、焼き材の引き...
◆国内外の団体
2022年度日本IFFAコンテスト開催決定、出品窓口は小野商事
「IFFA(イファ)加工品品質コンテスト」を開催しているドイツ食肉連盟(DFV)は、日本では2回目となる2022年度日本IFFAコンテストを開催することを決定した。出品窓口は(株)小野商事(千葉県市原市、小野進社長)が担当し、同社本社テス...
◆製品
2022年度日本IFFAコンテスト開催決定、出品窓口は小野商事
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