東京市場令和2年年報、牛頭数増だが金額減、シェアは栃木が1位




 東京都中央卸売市場は令和2年の年報.畜産物編をまとめた。それによると、同年中の東京都中央卸売市場食肉市場における畜産物の取扱状況は、頭数が約33万2千頭で前年に比べ1.4%増、重量は7万8千tで1.7%増、金額は1242億円で7.5%減となった。畜種別にみると、牛は頭数が12万9千頭(0.6%増)、重量が6万1千t(1.4%増)、金額が1153億8千万円(8.6%減)。豚は20万3千頭(1.8%増)、1万7千t(2.6%増)、86億6千万円(10.0%増)となった。
 牛は、ほぼ全国の44都道府県から入荷があった。入荷シェア(重量順)の順位をみると、1位は栃木県で前年に続きトップとなり、2位の千葉県、3位の北海道、4位の茨城県、5位の福島県も前年同様。このほか、6位が宮城県で前年7位から上昇し、7位が岩手県で前年6位から順位を下げた。この7道県で入荷の69%を占めている。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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