滝沢ハムがローストビーフ・ポーク専用のデリカ工場「翔」を竣工




 滝沢ハムのローストビーフ・ポーク専用デリカ工場「翔」(栃木市沼和田町65-9)の二期工事が完成し、9日に関係者を集めて竣工式・落成式・祝賀会が執り行われた。
 一期工事では、これまで別の工場で行ってきたローストビーフのスライスパック機能を移設し、ことし6月1日から稼働を開始。今回の二期工事ではローストビーフ・ポークの製造体制が整い、16日から稼働を開始する。ローストビーフの原木、そしてスライスパックを合わせて月間約300tを出荷する見込みで、将来的にはさらに生産量を拡大していきたい考え。同工場のローストビーフ製造工程においては温度管理など、加熱処理の全自動化を実現。安全・安心の担保に加え、安定した品質の製品を供給する。また、量販店や外食店などでは人手不足が慢性化しており、そのまま店頭に並べたり、提供することができるスライスパックに対する需要は非常に強いが、こうした要望に沿った提案を進めていく。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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