食肉機械大手の(株)なんつねは3月1日、最新の汎用型ミートスライサー「GNS-350 “ペガサス”」を新発売する。
同社は創業以来、食肉加工機械のトップメーカーとして、大小さまざまな食肉スライサーを市場に投入してきたが、今回開発した「ペガサス」はシンプルかつコンパクトにまとまった万能型スライサー。「使いやすさを極めた」という製品コンセプトどおり、作業者の負担軽減を考慮した新機能を多数搭載している。
スライス厚、速度などの設定操作はタッチパネル式を採用し、誰でも簡単・正確に操作が可能で、厚み設定の変更については運転中でも行うことができる。また、原料の投入可能幅は標準仕様で350mmを採用（従来機は330mm）。上押さえを上げるだけで投入部が大きく開く構造になっており、牛カタロースなどの大きな原料もそのまま容易に投入が可能となっている。
速度設定は3段階（40、55、65枚／分）で、指定枚数スライス後に一定時間停止させる「間欠運転」、「停止時間調整機能」を新たに搭載。作業内容や熟練度に合わせて使いやすさが向上している。また、分解可能な部品は凹凸を減らし、軽量化・小型化。一般的なシンク（奥行450mm）に収まるサイズに再設計した。スライス作業・清掃などのメンテナンスに至るまで、徹底して作業者視点に立って設計されている。機種に関する詳細・問い合わせは、電話072（939）1500まで。
