DFV主催「第3回IFFAコンテスト」 小野商事本社テストキッチンで開催

 DFV(ドイツ食肉連盟)主催、出品窓口を(株)小野商事が務める「第3回IFFA日本食肉加工品コンテスト2025」の審査が2日、3日、5日の3日間、千葉県市原市の小野商事本社テストキッチンで行われた。今回は、審査員のドイツ食肉マイスター7人が来日し、約100社から456品目に及ぶハム、ベーコン、ソーセージなどの加工品が出品され、装飾・品質・外見・色・配合・食感・香り・食味などを一品ごとに適正に審査した。
 審査結果は10月末までに発表予定で、評価が高いものから金、銀、銅賞に選出され、メダルと証明書が授与される。また、多数の金賞を受賞した出品者にはトロフィーも贈られる。
 今年5月、世界最大の食肉機械専門見本市「IFFA」が、ドイツ・フランクフルトで開催され、併せてDFV主催の「IFFA加工品品質コンテスト」も実施された。しかし、日本での豚熱(CSF)やアジア圏でのアフリカ豚コレラ(ASF)の発生を受け、防疫上の観点から、前回に続き日本からの出品は受け付けられなかった。
 一方、このコンテストは長い歴史と伝統を持ち、今年で設立150年を迎えるDFV(ドイツ食肉連盟)が、厳格な審査を行うことで世界的に高い評価を得ている。日本でも受賞を通じて加工技術の高さを広くアピールする場として、多数の製品が出品されていた。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次