日本ハムは2日、畑佳秀新社長の就任に伴う記者会見を開催した。畑社長の会見要旨は次のとおり。
1月29日に社長に就任した。社長としての責任の重大さに身の引き締まる思いだ。ニッポンハムグループがこれからも皆さまから選ばれる企業となるよう、役員、従業員が一枚岩となり、全力でまい進する所存だ。私自身は不屈の精神と決断力、すなわち気概をもって努めたいと考えている。本日は私の現状認識と今後の経営の方針について話をさせていただく。
私たちニッポンハムグループを取り巻く外部環境は、国内の総人口、さらには生産年齢人口の減少、少子高齢化の進展、食の安全・安心についての関心の高まり、国内畜産農家数の減少など、大きく変化してきている。また、原材料、資材、燃料価格の高騰など、グループを取り巻く経営環境は厳しい状況が続いている。このような中、ニッポンハムグループは2018年3月末までの3カ年計画、新中期経営計画パート5の総仕上げの段階にある。新中期経営計画パート5のテーマは、変革による骨太なビジネスモデルの構築。そして経営方針は二つある。それは国内事業の競争優位性の確立、グローバル企業への加速だ。この二つの経営方針を支える屋台骨として、高次元の品質No.1経営を掲げている(続きは食肉速報に掲載)
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