全国食肉事業協同組合連合会、全国食肉業務用卸協同組合連合会、首都圏食肉卸売業者協同組合の3団体が共同実施する平成31年度「食肉流通HACCPシステム普及推進事業」の事業推進委員会が7月24日、東京・赤坂のアジミックビルで開かれた。同委員会は、3団体をはじめ、全国食肉生活衛生同業組合連合会、一般(社)日本食肉協会といった関係団体のトップらで構成。昨年度の事業報告を行うとともに、今年度事業で新たに従業員50人以上の食肉処理工場を対象に、コーデックスのガイドラインに基づくHACCPの7原則を要件とする、いわゆるA基準の食肉処理業向け「HACCPに基づく衛生管理のための手引書」作成に取り組むことなどを説明した。主催者として全肉連の河原光雄会長は、冒頭のあいさつで「新たにA基準の手引書も作成していく。良いものをつくっていきたい」と協力を求めた。
◆行政・統計
パレット標準化に向け、中間取りまとめ公表—農水省
農水省は27日、「官民物流標準化懇談会 パレット標準化推進分科会」の中間取りまとめを公表した。 わが国の重要な社会インフラというべき物流は、現在、労働力不足をはじめ多くの課題に直面している。令和3年6月に閣議決定した総合物流施策大網(20...
◆トレンド
7〜9月期配合飼料供給価格、1万1,400円値上げ—JA全農
JA全農は22日、令和4年7〜9月期の配合飼料供給価格について、飼料情勢・外国為替情勢などを踏まえ、4〜6月期に対し、全国全畜種総平均1tあたり1万1,400円値上げすることを決定した。なお、改定額は、地域別・畜種別・銘柄別に異なる。 飼...
◆国内外の団体
全肉生連が総会開催、衛生管理にかかわる情報・知識の普及へ
全国食肉生活衛生同業組合連合会(肥後辰彦会長=写真)は28日、東京都千代田区の都市センターホテルで令和4年度第1回理事会および第63回通常総会を対面形式で3年ぶりに開き、3年度事業報告や4年度事業計画などの提出議案を原案どおりに承認した。...
◆製品
日本ハムが輸出エキスポでITI受賞の国産ブランド肉などPR
日本ハムは22〜24日、東京ビッグサイト(江東区)で開催された「第6回日本の食品・輸出エキスポ」に昨年に続いて出展。牛、豚、鶏それぞれの国産ブランド肉、さらに国産豚内臓肉の提案なども行い、輸出拡大に向けて来場者にPRした。なお、同社の誇る...