松阪・神戸・近江の三大銘柄牛が一堂に集う唯一の共進会として名高い第66回近畿東海北陸連合肉牛共進会が、京都市南区の京都市中央卸売市場第二市場で11月17日に開催された。今年も静岡県、岐阜県、三重県、滋賀県、京都府、兵庫県の6府県から厳選された枝肉100頭が集結し、厳正な審査の結果、最優秀賞・農林水産大臣賞には京都府の人見武瑠さんの去勢牛(父「華春福」、母父「安福久」、29.29カ月齢、枝肉重量573.7kg、格付A5、BMS No.12)が選出された。せりでは京都府の(株)三嶋亭が1万50円の最高値で落札した。また、雌の部の最優秀賞は滋賀県の(株)まるさん牧場の出品牛(父「諒太郎」、母父「光平照」、30.29カ月齢、枝肉重量560.9kg、格付A5、BMS No.12)が獲得。(株)千成亭が7,180円で買い受けた。
◆行政・統計
パレット標準化に向け、中間取りまとめ公表—農水省
農水省は27日、「官民物流標準化懇談会 パレット標準化推進分科会」の中間取りまとめを公表した。 わが国の重要な社会インフラというべき物流は、現在、労働力不足をはじめ多くの課題に直面している。令和3年6月に閣議決定した総合物流施策大網(20...
◆トレンド
7〜9月期配合飼料供給価格、1万1,400円値上げ—JA全農
JA全農は22日、令和4年7〜9月期の配合飼料供給価格について、飼料情勢・外国為替情勢などを踏まえ、4〜6月期に対し、全国全畜種総平均1tあたり1万1,400円値上げすることを決定した。なお、改定額は、地域別・畜種別・銘柄別に異なる。 飼...
◆国内外の団体
全肉生連が総会開催、衛生管理にかかわる情報・知識の普及へ
全国食肉生活衛生同業組合連合会(肥後辰彦会長=写真)は28日、東京都千代田区の都市センターホテルで令和4年度第1回理事会および第63回通常総会を対面形式で3年ぶりに開き、3年度事業報告や4年度事業計画などの提出議案を原案どおりに承認した。...
◆製品
日本ハムが輸出エキスポでITI受賞の国産ブランド肉などPR
日本ハムは22〜24日、東京ビッグサイト(江東区)で開催された「第6回日本の食品・輸出エキスポ」に昨年に続いて出展。牛、豚、鶏それぞれの国産ブランド肉、さらに国産豚内臓肉の提案なども行い、輸出拡大に向けて来場者にPRした。なお、同社の誇る...