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牛HB2021

日本食肉年鑑

新たに飼料用米と稲WCS給与の畜産物認証制度がスタート

 一般(社)日本草地畜産種子協会は、今年度から新たに飼料稲給与畜産物認証制度を開始した。国産の飼料用米や稲発酵粗飼料(稲ホールクロップサイレージ=稲WCS)を給与した家畜の飼養基準および、その家畜から生産される食肉などの生産基準を定めて認証するもの。飼料稲と飼料用米給与の畜産物を認証する制度は国内初。生産者などが認証を取得すれば商標登録した認証マーク(写真)を使用することが可能。さらに他の食肉などと区別して流通できる体制が確保されていれば、商品に認証マークを付与して消費者に販売することもできる。
 国産の飼料稲を給与した家畜の食肉や卵、牛乳・乳製品には、さまざまな飼料用米や稲WCSに由来する機能性成分などの有用な成分を含んでいることが知られている。具体的には、飼料用米を給与することでうまみ成分のグルタミン酸の増加、老化防止に効果があるといわれるビタミンEの増加、悪玉コレステロールの抑制効果があるとされるオレイン酸の増加、また稲WCSを牛に給与することでビタミンEが増加することが分かっている。
 新制度は、飼料稲給与畜産物がもつ、こうした機能性成分等の有用な成分に着目し、消費者に機能性に富んだ飼料用米や稲WCSを給与した畜産物を訴求し、飼料用米と稲WCS給与畜産物の消費を拡大。これにより飼料用米や稲WCSの生産拡大を通じ水田の有効活用や食料自給率の向上に寄与するとともに、飼料用米や稲WCSを給与する畜産経営の6次産業化などに資することを目的としている。

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