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牛HB2021

日本食肉年鑑

南港市場で全農枝肉共、和牛の最優秀賞はキロ単価4,040円に

 全国農業協同組合連合会主催の第60回農林水産祭参加第40回全農肉牛枝肉共励会がこのほど、大阪市中央卸売市場南港市場で行われた。黒毛和種92頭(雌7頭、去勢85頭)、交雑種44頭(雌11頭、去勢33頭)の合計136頭が出品され、このうち1部交雑種の部の最優秀賞に愛媛県の高月淳さん出品牛(雌、枝肉重量=525.2kg、等級=A5、BMS N0.8、落札キロ単価=2千円、購買者=丸富精肉店)を選出。2部黒毛和牛の部では山口県の(有)岩国ファーム出品牛(去勢、577.6kg、A5、BMS N0.12、4,040円、埴生ミートパッカー)を最優秀賞に選出した。審査講評では、交雑種全体について、肉質4等級以上が31.8%と前年平均を大きく上回り脂肪質および肉質の良好な枝肉が多かったとされた。また、黒毛和種全体では全国平均と比較して雌で58kg、去勢で45.1kg上回り、歩留まり、肉質についてもともに全国平均を上回る結果だった。4等級以上は雌で100%、去勢で98.8%と高い成績で、BMS N0.12の発生は13頭、5等級率は70.7%と高く、前回同様の高い肉質が評価された。
 最優秀賞受賞牛について、高月淳さん出品牛(交雑種)は厚みのある素晴らしい体型で、ロース芯面積が74平方cmと大きくバラは8.2cmと厚く、歩留まり基準値も73.7と高く充実しており、サシの形状も良く、光沢.締まりに優れ、とくに脂肪質がきわめて良く光沢があり、出品牛唯一のA5等級で審査員満場一致で決定した。

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