令和2年格付実績、和牛去勢「A5」割合上昇し半数占める




 公益(社)日本食肉格付協会がまとめた令和2年次の牛・豚肉格付実績(食肉速報資料12面に近年の推移表掲載,)によると、牛の格付頭数は89万2,321頭(前年比0.6%増)と微増。豚も格付頭数は1,272万6,156頭(2.5%増)と増加した。牛肉については、和牛の品種改良、生産者の生育技術向上などにより「A5」の出現割合が全体で22.2%にまで上昇。和牛去勢では「A5」が49.5%と半数を占め、和牛雌でも34.3%にのぼる。いずれも前年に比べ3.6ポイントの大幅な上昇で、高品質化の傾向はさらに強まっている。一方で「B2」は乳去勢牛の生産減少などで、発生率は低下傾向。交雑牛も「B2」の割合が下がり、値ごろな価格帯の国産牛肉の生産は減少している。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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