テクニカンが「凍眠」用いた冷凍食品専門小売店を横浜市にオープン




 凍結機器の製造・販売を行(株)テクニカン(横浜市)は5日、冷凍食品だけを取り扱い、カフェスペースも備えた小売店「TŌMIN FROZEN」(トーミン・フローズン)を横浜市にオープンした。店舗で取り扱う冷凍食品はすべて同社の「凍眠」という冷たい液体を用いて凍結。食品の細胞を壊さず、「とれたて・できたてのおいしさ」をそのまま維持できる。
 「TŌMIN FROZEN」では肉類をはじめ、魚介類、総菜、めん類、スイーツ、日本酒などを取り扱う。産地でこそ味わえる新鮮な食材をはじめ、管理栄養士が監修した健康志向の総菜など、200種500品目を取りそろえ、冷凍のまま販売する。店内設置のタブレット端末で商品の食べ方などを紹介。また、店内で購入した商品を温めて食べられるイートインのカフェスペースを設置する。さらに飲食店からも商品の供給を受け、店のメニューをそのまま凍結した商品の販売を通じて、苦境に立たされている飲食店を支援。今後は冷凍専用の自動販売機を設置予定であり、デリバリーにも対応する。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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