昨年の肉用若鶏処理羽数過去最高の7億2,519万羽、9年連続増




 農水省は、令和2年食鳥流通統計調査結果を発表した。肉用若鶏(ふ化後3カ月齢未満)の全国の処理羽数は7億2,519万羽(前年比1.8%増)、処理重量は216万3,628t(1.5%増)となり、9年連続で増加し、過去最高を更新した。近年の旺盛な国産需要を背景に、各社鶏舎や工場の新設、更新など増産体制を整備。種鶏の改良や飼養技術の向上などで、廃棄の減少、増体が図られ、生産効率が年々高まっている。昨年は1月、2月は暖冬もあり増体が順調だった。夏場の猛暑の影響を受け増体が悪い時期もあったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い1年を通じて強い内食需要、量販店からの堅調な引き合いがあり、産地での生産意欲は近年に増して強かったとみられる。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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