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日本ハムがマリンフーズの全株式を双日に譲渡

 日本ハムは9日開催の取締役会で、同社の連結子会社であるマリンフーズ(株)の全株式および関連する資産を、双日(株)に譲渡することを決議した。譲渡実行日は3月31日予定。発表の概要は次のとおり。
 [譲渡の理由]当社グループは、21年3月に公表したニッポンハムグループ「Vision2030」において、事業戦略とサステナビリティー戦略を両輪で進めることで、事業を通した社会課題の解決に努め、持続可能な社会の形成に寄与することを掲げている。また、24年3月期までの取り組みとして、「中期経営計画2023」を策定し、既存事業の強みを生かした成長領域への伸長と構造改革を進め、最適ポートフォリオと付加価値向上によるROICの向上に取り組んでいる。そのような中で、マリンフーズを含む水産事業の位置付けについても、慎重に検討してきた。
 マリンフーズは、1964年に東京都の築地で海外水産原料の開発輸入会社として設立され、81年に当社グループに加わってからは当社グループの水産部門の中核を担ってきた。同社は国内外から良質な水産原料を安定的に確保可能な調達網を有し、国内では45カ所の営業拠点を活用して約4千社の顧客と中間業者を介さずに直接商談する販売体制を構築しており、国内水産市場において確固たる地位を築いている。現在の事業戦略としては、「存在感ある水産総合食品企業への進化・変革」をスローガンに掲げ、自社工場製品やすし種といった、高収益で今後も成長が期待される有望な分野への選択と集中を実行しており、着実に収益をあげている。
 このような事業基盤と強みを生かしつつ、マリンフーズが今後一層成長していくためには、水産分野での成長ビジョンを共有し、新たなリソースや販売網を活用できる当社グループ外のパートナーにマリンフーズの株式を譲渡し、新たなパートナーとともにマリンフーズが事業を行うことが最適と判断した。

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