東京市場全共、単価1万3,585円で丸富商店が3年連続名誉賞落札

 農林水産祭参加・令和4年度全国肉用牛枝肉共励会が10月25〜28日、東京食肉市場で開催された。全国各地から優秀な牛が集まり、当日上場された出品牛は第1部・乳用去勢牛および交雑種去勢牛70頭、第2部・黒毛和種去勢牛271頭、第3部・黒毛和種雌牛158頭の計499頭。
 厳正な審査の結果、第2部(和牛去勢)では、島根県の(株)松永牧場が出品した黒毛和牛去勢牛(父「福之姫」、母の父「安福久」)が名誉賞に輝き、㈱丸富商店(野田英社長=写真右)がキロあたり1万3,585円で購買した。丸富商店が名誉賞の牛を購買したのは3年連続。名誉賞牛の枝肉重量は576kg、A5、BMS No.12、ロースしん面積が90平方cm、バラの厚さ9.3cm。せり後の総評で東京食肉市場の大塚勇常務取締役は「全体に体型が整っており、肉質均称、モモのサシも良かった。また、光沢が素晴らしく名誉賞にふさわしい枝肉」と述べた。
 松永牧場の名誉賞受賞は3回目。個人生産者の3回受賞は同共励会では初となる。松永拓磨取締役(写真左)は受賞に際し「大変驚いた。今回の牛は代替わりしてから導入から選定まで自分で行った。また素畜は地元の西部市場から導入しており、良いニュースを地元にもっていけることも感慨深い。3年連続の上位入賞であり、当社の自信になっている」と喜びを語った。購買した野田社長は「甲乙つけがたい牛がそろっていたが、総合的にみてお客に届けたいと思う枝肉だった。生産環境は厳しい状況で、生産者を応援したいと思い落札した」と語った。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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