東京しまね和牛枝肉共励会、最優秀賞単価3,288円でニイチク購買

 和牛のふるさと山陰フェアにおいて、令和5年度東京しまね和牛枝肉共励会および褒賞授与式が28日、東京食肉市場㈱で開催された。同フェアでは、「しまね和牛」48頭(去勢22頭、雌26頭)、「鳥取和牛」20頭(去勢14頭、雌6頭)が出品され、このうち、東京しまね和牛枝肉共励会では、最優秀賞を(株)松永牧場(写真左)の出品牛(去勢、枝肉重量615kg、A5、BMS No.12、ロースしん面積114平方cm、バラの厚さ10.1cm)が受賞し、(株)ニイチクがキロあたり3,238円で購買した。
 冒頭、しまね和牛枝肉共励会実行委員会の松永実行委員長(写真右)は「出品の半分以上の26頭が、BMSが2ケタという成績で、また、肉量も豊富であり、生産者の方が今回の共励会にかける意気込みが数字に表れていた。これからも東京に出荷して、来年の共励会も皆さんと一緒に頑張っていきたい」と述べた。審査講評は、日本食肉格付協会関東支所の末吉正実支所長が務め、最優秀賞受賞牛について「歩留まり基準値が80を超えるという、まさに改良・肥育技術の賜ものが数字に表れている。光沢、肉の滑らかさ、細やかさ、脂質の素晴らしさなど、本当に良い枝肉で、審査員全員一致で選出した」と評価した。最優秀賞以外の入賞牛出品者(牛性別、枝肉重量、単価、購買者)は次のとおり(続きは食肉速報に掲載)

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