動物検疫所は1月31日、カンボジア向け家禽肉および家禽由来製品のうち、日本国内で流通しているものへ輸出検疫証明書を交付する。今後鳥インフルエンザが国内で発生した場合でも、日本国内で流通している同国向け家禽肉などについては、継続して輸出検疫証明書を交付する。具体的には制限区域となっているところについてのみ、輸出不可。
◆行政・統計
0年牛と畜合計105万頭で前年比0.8%増、豚は2.3%増
農水省まとめによる令和2年12月の食肉流通統計がこのほど公表され、2020年内の同統計が出そろった。本紙ではこれらをもとに、20年次(1〜12月累計)の牛.豚.馬肉の生産数量を試算した。 それによると、牛の合計と畜頭数は105万1,755...
◆トレンド
国産鶏肉高値続き引き合い落ち着く、輸入在庫減で相場上昇か
緊急事態宣言が10都府県で延長され、内食需要は強い状態が続いているが、量販店向け主体の国産鶏肉への引き合いに落ち着きがみられ、相場は軟調で少しずつ下がってきている。とはいえ、2月中旬でモモはキロあたり700円、ムネは300円と高値圏にある...
◆国内外の団体
家庭内消費伸び微増を確保—昨年12月の食肉加工品生産量
日本ハム・ソーセージ工業協同組合はこのほど、令和2年12月分の食肉加工品生産量を発表した。それによると、全体の生産量は5万629t(前年同月比0.7%増)の微増となった。昨年後半は業務用の需要不振で、家庭消費が伸びているのに全体の生産量が...
◆製品
丸大食品、6月下旬に佐藤勇二氏が新代表取締役社長に就任
丸大食品は22日、役員人事、組織変更を発表した。概要は次のとおり [代表取締役の異動](21年6月下旬予定)代表取締役社長(常務執行役員)佐藤勇二〈写真〉▽特別顧問(代表取締役社長)井上俊春〈※6月下旬開催予定の定時株主総会および同株主総...