「焼肉屋さかい」などの飲食店を展開する焼肉坂井ホールディングス(高橋仁志社長)は30日、同社が運営する大阪府泉佐野市のりんくうプレミアム・アウトレット内のフードコート「World Gourmet Junction(ワールドグルメジャンクション)」を25年ぶりに大規模リニューアル。8店舗がそろったフードコート「RINKU FOOD PARK(りんくうフードパーク)」として、新規オープンした。
同施設は、りんくうプレミアム・アウトレット内のフードコート「ワールドグルメジャンクション」として開業25年を迎えていたが、昨今のインバウンド需要の盛り上がりなどを勘案し「より、日本らしく・より、観光地らしく」をテーマに全面リニューアル。
内観も一新し、座席数はこれまでの400席から513席に拡充したほか、各業態ともオープンに合わせて、メニューは一から開発した。関西国際空港にほど近い立地柄もあり、特にインバウンド客の支持を集めることに注力。ハンバーグやカルビ焼きなどの定食を販売する「肉屋さんの専門店 京都サカイ」をはじめ、スイーツ、スパゲティ、オムライス、豚骨醤油ラーメンなど、業態のバランスにも気を配っており、8種類の食のブランドを提供する食のテーマパークとして生まれ変わった。
その中で「肉屋さんの専門店 京都サカイ」のコンセプトは「肉屋が本気で考えた“肉定食”」。看板メニューの「りんくうハンバーグ定食」(税抜き1,380円)は、北海道産国産牛を100%使用したこだわりのハンバーグ。粗びきのミンチを手ごねしており、肉の食感・味わいが楽しめる商品となっている。
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