東京食肉組合加盟31店舗で福島産牛肉の試食・販売を実施





 東京都食肉事業協同組合(宮本重樹理事長)は、9〜11月にかけて組合加盟店舗で福島県産牛肉の試食、表示販売を行う「ふくしまブランドミートフェア」を各店舗それぞれ4日間実施している。ことしの参加店舗は31店舗に上り、昨年の10店舗から大きく増加した。同フェアは日本食肉消費総合センターが主催する「被災地産食肉販売支援事業」。福島県産食肉の価格回復と認知回復のため、食肉販売店に福島県産ブランド食肉の販売スペースを設置し、協力販売店にはマネキンを派遣。東京食肉組合では東京市場から黒毛和牛A5雌を購入し、各店舗の希望に応じた部位を安価に提供している。
 フェアの幕開けを飾ったのは目黒区の(有)太田屋(太田美雄社長)。11〜14日にかけて福島県産牛肉のシンタマ、ランイチを販売した。同店舗は東大駒場キャンパスをはじめとしてさまざまな学校が集まる文教地区にあり、昨年に続いて試食には子供や若い世代のお客が多く訪れた。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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