松阪肉牛共進会で朝日屋が優秀賞1席を2,510万円で落札





 松阪牛の年間女王を決める大会「第69回松阪肉牛共進会」が、11月25日午前7時から三重県松阪市の松阪農業公園ベルファームで開催された。平成最後の開催である今大会では、予選を勝ち抜いた50頭の特産松阪牛(兵庫県で生産された子牛を900日以上肥育した松阪牛)が審査され、午後からは会場いっぱいの来場者が見守る中、活気に満ちたせりが行われた。出場した50頭を選抜するにあたり開かれた予選会には100頭を超える特産松阪牛が出品され、審査を通過した生体が、本選でさらなる厳しい審査に臨んだ。その中で、松阪牛の頂点となる優秀賞1席に輝いたのは、中村一昭さん出品の「さとり」号(父牛「丸宮土井」、体重682kg、肥育日数1,042日)で、三重県津市の朝日屋(香田佳永社長)が2,510万円の最高値で落札した。朝日屋の1席牛落札は27年連続で通算37回となった。また、朝日屋は19頭を買い受け、最多購買となった。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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