神戸ビーフの地区別対決、西播地区が2連覇果たす




 「神戸ビーフ」の生産地別対抗戦として年に1度開催される第11回兵庫県地域ブランド牛枝肉共励会が7日、加古川食肉地方卸売市場で開催された。55頭(雌14頭、去勢41頭)が出品され、団体優勝は「プレミアム姫路和牛」を擁する西播地区が2連覇を達成した。また、個人の最優秀賞には但馬地区の太田克典さん出品牛を選出した。せりでは同牛をキロあたり5,100円でグループの(有)太田家が買い受けた。
 兵庫県が誇るブランド牛・神戸ビーフ(但馬牛)は、その肥育地域ごとに「淡路ビーフ」「三田肉」「加古川和牛」などの地域ブランドが存在しており年に1度、それら10地区の地域ブランド牛と、肉牛肥育を行う県内農業学校3校合同チームを合わせた11区で出来栄えを競うのがこの共励会。地区ごとの出品牛のBMS平均で団体優勝を決めるが、今回は西播地区と但馬地区が平均9.4で同値だったため、次の基準である枝肉重量が上回る西播地区の優勝となった。但馬地区は昨年も2位。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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