ハイライフがプライムポークの株式75%取得、米の豚肉生産事業に参画




 カナダの豚肉生産者であるハイライフ社は22日(現地時間)、米国の豚肉加工工場「プライムポーク社」の75%の株式をテイラー・コーポレーションから取得し、米国の豚肉生産事業に参画することを発表した。プライムポーク社はミネソタ州・ウィンダムにある最新の豚肉加工工場で、現在は年間約120万頭の処理を行っている。これにより、ハイライフ社として合計320万頭の年間出荷が可能になる。
 今回、ハイライフ社がプライムポーク社に出資した目的は、ハイライフ社が積み上げてきた日本の顧客向けの経験と知識を生かし、ハイライフフーズ・ニーパワ工場と同様に「高品質」かつ「安定した」商品の提供をプライムポーク、ウィンダム工場からも可能とするためとしている。ハイライフ社はこれにより、カナダ(ニーパワ工場)、米国(ウィンダム工場)、メキシコ(アボア工場=一次加工)の3工場から供給できる体制が整った。今後、顧客の要望に沿う商品を提供するために多額の工場設備投資も予定しており、さらなる改善と品質向上を達成していく。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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