スペイン大使館経済商務部では、スペイン産豚肉をより深く理解してもらうための日本向けキャンペーン「美食の国が育んだ、スペインポーク」を今後数年間の予定で実施する。これはスペイン貿易投資庁(ICEX)が、養豚産業がスペインの基幹産業であることから、スペイン豚肉セクター最大の非営利団体、インターポーク(スペイン白豚肉生産加工産業の専門職間連携団体)と協働で、日本市場におけるスペイン産豚肉のプロモーション強化を目的に展開するもの。ウェブサイト(https://spanishpork.jp)やインスタグラムの専用アカウント(@spanishporkjapan)を開設し広く情報発信を行うほか、スペインの業界関係者に向けて日本市場に関するセミナー開催、店頭での試食販売なども予定している。ICEXとインターポークが協働でプロモーションを展開するのは初。日本市場で伸張著しいスペインポークについて、業界関係者、さらに消費者へ向けてさらなる拡大を目ざす。12日にはキックオフイベントとして、報道関係者などを招いたランチョンセミナー、さらに約100人のシェフを対象にしたシェフ向けセミナーが開催された。東京・中央区のスペインクラブ銀座で開催されたランチョンセミナーでは「ミシュランガイド上海」掲載レストラン「ザ・コミューンソーシャル」ヘッドシェフのスペイン人シェフ、セルヒオ・モレノ氏が今回のために特別に考案したスペイン産白豚肉のオリジナル料理3種(豚バラ肉のソフリート、豚ロースとビーツのラビオリ、ポークチャックのシェリー煮)を紹介。さらにスペインクラブ銀座専属コルタドールによるハモンセラーノのカッティング実演も行われた。
◆行政・統計
畜産部会、畜産物価格を据え置きとする諮問案を了承
農水省は12日、東京都内で「食料・農業・農村政策審議会 畜産部会(令和元年度第9回)」を開き、令和2年度畜産物価格案を諮問し、肉用子牛の保証基準価格と合理化目標価格をすべて据え置きとする諮問案を出席した委員の賛成多数で了承した。答申を受け...
◆トレンド
南部市場出荷団体協が肉牛枝肉共励会、宮崎県の福留勝徳さんが市長賞
南部市場出荷団体協議会(会長=窪田昌直・名古屋食肉市場(株)社長)は9日、名古屋市港区の名古屋市中央卸売市場南部市場で令和元年度第2回肉牛枝肉共励会を開催した。 和牛111頭(雌51頭、去勢60頭)、交雑牛39頭(雌25頭、去勢14頭)の...
◆国内外の団体
カナダビーフ国際機構が液体塩麹とのコラボイベントに協賛
カナダビーフ国際機構(清冨一郎駐日代表)は11日、東京ベイ・クルージングレストラン「シンフォニー」で開催された、カナダビーフとハナマルキ液体塩麹のコラボレーション企画(主催=一般(社)全日本司厨士協会東京地方本部広報企画部)に協賛した。イ...
◆製品
信州牛共進会、県知事賞に浅岡さん、過去最高7,200円で大国屋購買
マルイチ産商(平野敏樹社長)は、大信畜産工業(祖山儀春社長)、信州牛生産販売協議会(根橋博志会長)との共催で、第34回「信州牛共進会出品牛の枝肉せり販売会」および、第82回「りんご和牛信州牛見本市展示即売会」を8日、長野県中野市の大信畜産...