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全農肉牛枝共励会、キロあたり7,511円で小川畜産興業が落札

 JA全農は1日、東京食肉市場で第24回全農肉牛枝肉共励会を開催した。全国16都県から黒毛和種289頭(去勢209頭、雌80頭)、交雑種32頭(去勢24頭、雌8頭)の計321頭が上場された。厳正なる審査の結果、名誉賞には宮城県の佐藤昭彦さんが出品した黒毛和牛去勢が選ばれ、小川畜産興業(株)がキロあたり7,511円で落札した。
 日本食肉格付協会の芳野陽一郎専務理事は審査講評で今共励会について「高い肉質の牛がそろった。とくに和牛去勢は歩留まりA率がほぼ満点まで上昇し、歩留まり基準値75%以上が84.2%の好成績となった。和牛雌も高品質な枝肉が多くみられ、去勢並みの大きさの枝肉が出てきているが、ロースしん面積や脂肪の質にバラツキがみられた」と述べた。
 名誉賞の枝肉はA5、BMS No.12、枝肉重量694kg、ロースしん面積が150平方cmと特段に大きく、バラの厚さは11.5cmと厚く、歩留まり基準値は86.8。「ロース150平方cmは初めてみた。バランス、肉質、肉感が良く、「ザ・肉牛」という素晴らしい出来栄え。審査員全員一致で名誉賞に決定した」。また、和牛去勢の最優秀賞枝肉については「次点となったが、名誉賞でもおかしくない枝肉で、栃木和牛らしい外観で存在感があった」と評した。
 生産者の佐藤さんは和牛約110頭を肥育している。今回の受賞を受け「全農共励会で入賞はあったが、名誉賞は初めて。夢のようだ。出荷時点は大変肉感のある牛に仕上がっていたが、本当にうれしい」と喜びを語った。

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