チリ大使館がパタゴニアラムとプレミアムワインの試食会開催(上)




 チリ大使館商務部(ProChile日本オフィス)・農務部では日本とチリの友好125周年を記念し、9月末から10月(見込み)にかけて、(株)HUGE、日本ハムと共同でチリ産パタゴニアラムとプレミアムワインのキャンペーンを実施する。キャンペーンではHUGEが運営する「RIGOLETTO」各店(都内8店舗、横浜、仙台の計10店舗)でチリ産パタゴニアラムを使用した期間限定スペシャルメニューが展開される。
 これに先だち2日には、チリ産パタゴニアラムとプレミアムワインのプレス向け試食イベントを「RIGOLETTO」(渋谷)で開催。キャンペーンで提供される「チリ産パタゴニアラムと茸のハーブバターロースト」「チリ産パタゴニアラムの香草パン粉焼き」(写真)が提供された。また、チリ大使館のハイメ・リベラ商務・農務参事官、パタゴニアラムの輸入元である日本ハム食肉事業本部輸入食肉事業部輸入商品部輸入商品第2課の柏木剛課長、さらにHUGEの瀧嶋純総料理長らが登壇し、パタゴニアラムの魅力や特徴を説明した。
 パタゴニアは南米大陸の南部に位置するチリとアルゼンチンにまたがる南北に長いエリアで、南極大陸の目と鼻の先に位置する。極限的な気候条件のもと、牧草で育てられた羊は、大量生産された羊と大きく異なる。他産地に比べて赤身で小ぶりゆえに食べやすく、欧州ではグルメ食材として位置付けられている。
 チリ国内での羊の飼養頭数は約150万頭。そのうちチリ最南端のマガジャネス州がその77・1%を占める。パタゴニアの地理、環境的条件により適応するため、同州の羊の55%はコリデール種。化学物質や抗生物質を一切使用せず、人工的に施肥されていない自然の草地で飼育されている。春先に生まれて夏の1〜3月にと畜されるため、小ぶりでクセが少ない味わいが特長。また、同地域のラムは一般的なラムの平均と比較して鉄分含有量が約2倍、亜鉛は約3倍にのぼる(チリ農牧調査研究所調べ)

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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