カナダビーフ国際機構は1日、カナダビーフレセプションを東京都千代田区のホテルニューオータニ紀尾井町で開催。今回、カナダ本国からマイケル・ヤング会長（右写真右）ならびにアルバート・エリンフェルド・国際市場担当エグゼクティブディレクター（同左）が来日。約3年ぶりとなるレセプションで日本の関係者約100人に感謝を述べたほか、これに先だちプレスミーティングも実施した。
ヤング会長は「この2年半は国内外問わず、すべてのビジネスにとって異常な時期であったが、世界は緩やかではあるが確実に前進している。これを楽観的にとらえ、2023年の明るい未来に期待している」と述べ、さらに日本市場について「こうした状況下でも数量、金額ともに22年もカナダビーフにとって世界第2位の輸出市場であることに変わりはない。カナダビーフの総輸出量は横ばいだが、日本市場では9月までの累計数量で前年同期比21％、金額で31％伸長している。また、21年のカナダビーフ総輸出額は約45億カナダドルと6年連続で輸出新記録を樹立。過去最高記録を達成した。この大成功にはインド太平洋地域の市場アクセス拡大が大きく寄与しており、全体の20％以上を日本、韓国、ベトナム、香港が占めている」と説明した。
