広島市場がG7サミットで海外メディアらに県産和牛をPR




 19〜21日に広島市で開催されたG7サミット。広島サミット県民会議は(株)H2&DX社会研究所が開発した、二酸化炭素排出を削減する「水素コンロ」を使用し、広島県の食材をG7広島サミット国際メディアセンターで働く政府関係者、報道関係者、ボランティアらに提供。これに伴い広島食肉市場(株)(萬谷年治社長)は県畜産課と協力し、地場銘柄牛の「広島牛」「比婆牛」「神石牛」を食材として試食に提供した。広島サミット県民会議は、広島県、広島市のほか、さまざまな分野の関係団体で構成される官民一体の組織。県産品のPR活動などを展開している。広島食肉市場はことしG7広島サミット2023応援企画として「広島Gyu7プロジェクト」に取り組んでおり、今回はその一環として参加したもの。
 会場では海外の報道関係者向けに日英語併記のパネル、広島牛のブロック肉(冷蔵ケース内)、広島牛の皮で作製したエプロンなどを設置したほか、通訳を介し広島県産和牛について説明を行い、その魅力を伝えた。会期中は用意した和牛(広島牛1日20kg、比婆牛10kg、神石牛10kg)のカタロースをサイコロステーキで提供。広島市中区のフレンチレストラン「パファム・ドゥ・ルンヌ」の特製ソースで試食してもらい、訪れた人たちからは「自国の牛肉よりもとてもおいしい」「食感や脂の口溶けが良く、あとに残らずおいしい」などの感想がきかれた。20日に開かれたイベントオープニングでは萬谷社長があいさつし、「この機会にぜひ海外の方がたにも広島県産和牛を知っていただきたい」と強調。湯崎英彦知事もブースで広島県産和牛の魅力をPRした。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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