伊藤ハムが中元ギフトの一部商品の化粧箱を環境配慮型に刷新




 伊藤ハムでは、環境に配慮しハムギフトの一部商品の化粧箱部材を刷新した。2023年中元では、新ブランド「伝承の味」およびフラッグシップブランド「伝承」の一部商品のリサイクル率の高い段ボールに変更している。従来の同社ギフトは「箱・ふた・中敷き」の3部材構成で「段ボール+板紙」を使用していたが、一部商品を「箱ふた一体型・仕切り」の2部材構成で「段ボールのみ」に変更、包材使用量を従来と比較して約30%削減する。
 段ボールは、自治体による家庭からの資源回収といったリサイクルフローが確立されている。資源ごみとしての分別のしやすさから「リサイクルの優等生」と表されることもあり、化粧箱を段ボールに変更することにより資源循環の輪に貢献すると考えられる。23年中元では、一部商品のみの変更だが、歳暮以降についても、伊藤ハム米久ホールディングスグループの「中期経営計画2023」に掲げる「サステナビリティへの取り組み」に基づき、環境配慮への取り組みを続けていくとしている。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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