滝沢ハムは18〜19日の2日間、「春の新商品展示会」を東京・品川区のTOC五反田メッセで開催。会場には2日間で昨年を上回る500人以上が来場した。滝沢ハムでは今春、加工品の新製品43品、リニューアル33品の合計76品を投入する。「精肉」では売り場での差別化を明確に打ち出しており、牛肉は「クィーンアンガスビーフ(QAB)」「赤城南麓ひだまり牛」、豚肉は「イベリコ豚」「オリーブポーク三元豚」などを提案。「加工品」では生ハムとチーズやカルパス、コンビーフとマスタードマヨネーズのアソート「アンティパスト」、桜のチップで直火スモークした「贅の極み」シリーズなどを新発売。また、「つまんで食べるソーセージ」シリーズには牛タン入りやプレミアムロングタイプを投入する。好調の「黒と黒のハンバーグ」「和牛ハンバーグ」シリーズは、電子レンジ対応パッケージでさらに簡便性を追求。温めるだけの簡単総菜「おにくDELI」シリーズも電子レンジ対応を実現した。ローストビーフでは、ローストビーフ丼やステーキ用などメニュー化した商品を新規に提案している。
◆行政・統計
5月牛肉輸出は508tで前年比9.2%減、最大輸出先は香港
財務省貿易統計によると、5月の国産牛肉輸出量は50万8,278kg(前年同月比9.2%減)と、前年同月を下回った。前月比でも2.9%減少。 輸出先国は合計31カ国・地域で、国別にみると香港が最も多く、11万1,640kg。次いで台湾、米国...
◆トレンド
全農肉牛枝共励会、キロあたり7,511円で小川畜産興業が落札
JA全農は1日、東京食肉市場で第24回全農肉牛枝肉共励会を開催した。全国16都県から黒毛和種289頭(去勢209頭、雌80頭)、交雑種32頭(去勢24頭、雌8頭)の計321頭が上場された。厳正なる審査の結果、名誉賞には宮城県の佐藤昭彦さん...
◆国内外の団体
全農肉牛枝共励会、キロあたり7,511円で小川畜産興業が落札
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◆製品
伊藤ハムと米久がハム・ソーセージ・調理加工食品を3~30%値上げ
伊藤ハムと米久は、10月1日からハム・ソーセージおよび調理加工食品の納品価格改定をそれぞれ実施する。世界的な食料需給ひっ迫や不安定な国際情勢を背景に、インフレーションや円安が一段と進行し、ハム・ソーセージおよび調理加工食品の主原料である畜...