滝沢ハムは18〜19日の2日間、「春の新商品展示会」を東京・品川区のTOC五反田メッセで開催。会場には2日間で昨年を上回る500人以上が来場した。滝沢ハムでは今春、加工品の新製品43品、リニューアル33品の合計76品を投入する。「精肉」では売り場での差別化を明確に打ち出しており、牛肉は「クィーンアンガスビーフ(QAB)」「赤城南麓ひだまり牛」、豚肉は「イベリコ豚」「オリーブポーク三元豚」などを提案。「加工品」では生ハムとチーズやカルパス、コンビーフとマスタードマヨネーズのアソート「アンティパスト」、桜のチップで直火スモークした「贅の極み」シリーズなどを新発売。また、「つまんで食べるソーセージ」シリーズには牛タン入りやプレミアムロングタイプを投入する。好調の「黒と黒のハンバーグ」「和牛ハンバーグ」シリーズは、電子レンジ対応パッケージでさらに簡便性を追求。温めるだけの簡単総菜「おにくDELI」シリーズも電子レンジ対応を実現した。ローストビーフでは、ローストビーフ丼やステーキ用などメニュー化した商品を新規に提案している。
◆行政・統計
畜産課長会議を開催、各課が来年度予算などを説明—農水省
農水省は22日、各都道府県の畜産担当者や地方農政局、畜産関係団体などの関係者がオンラインで参加する中、令和2年度全国畜産課長会議を開催。各課の令和3年度予算などについて説明した。 食肉鶏卵課は、家畜・食肉の流通体制の強化(予算概算決定額=...
◆トレンド
内食需要は底堅く、豚肉は例年を上回る相場展開が続くか—ことしの豚肉需...
新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大した2020年。21年も感染拡大はやまず、年明け早々に首都圏の1都3県で緊急事態宣言が発出され、その後も関西や中部など対象地域が拡大された。今後も全国的に飲食店に向けた引き合いは大きな落ち込みが予想さ...
◆国内外の団体
全肉連が22日から「2月9日はお肉の日」キャンペーン展開
11都府県で新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が再発令される中、家庭での食肉消費の需要喚起に向け、全国食肉事業協同組合連合会およびJA全農などは1月22日から2月11日まで「2月9日はお肉の日」キャンペーンを展開する。全肉連は、...
◆製品
ニチレイ「純和鶏」がITI「三ツ星」受賞、日本の鶏肉で初めて
ニチレイフレッシュは22日、同社が養鶏・販売している「純和鶏」(じゅんわけい)が、昨年11月にベルギーで開催されたInternational Taste Institute(国際味覚審査機構、以下ITI)の審査会で、最高位の優秀味覚賞「三...