神戸市場で銘柄和牛共、熊本まえだF出品の名誉賞牛を辻西畜産落札

 第14回神戸市西部市場銘柄和牛共進会(主催=同実行委員会)が20日、神戸市中央卸売市場西部市場で開催された。黒毛和種雌91頭、去勢9頭の計100頭が出場。このうち名誉賞・兵庫県知事賞には、熊本県の(株)まえだファーム出品牛を選出。同牛はそのあとのせりで、キロあたり6,005円で大阪府羽曳野市の食肉卸(株)辻西畜産に落札された。
 神戸市場最大級の品評会である同共進会には山形県、福島県、愛知県、奈良県、兵庫県、鳥取県、岡山県、島根県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、大分県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県の20県から銘柄和牛が参集。
 このうち名誉賞に選出された、まえだファームは、黒毛和種肥育牛550頭を飼養。導入は主に地元の熊本県で、扱うのは雌牛のみ。「食べたときのおいしさ」(前田明宏社長)にこだわるためだとしている。出荷先は「雌牛を高く評価してくれる」として神戸市場中心。直近の大規模な品評会での受賞歴では、昨年12月に神戸市場で行われた「JA全農ミートフーズ和牛フェア」で名誉賞を獲得している。前田社長によると、名誉賞牛は、導入時から順調に育ち、手がかからない牛だったとしている。出荷時には「お尻がプリンとして、肩が張っていた」ことから、入賞についても期待していたが、枝肉の下見時には、とくにロースしんの大きさから「ここまでとは思わなかった」と評価。次の目標としては「こうした枝肉をコンスタントに出荷できるように取り組んでいきたい」と語った。せりには多くの買参者が詰めかけ、平均販売単価はキロあたり2,782円。全国的に「相場安」といわれることしにおいては異例の高値となった。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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