横浜食肉市場ミートフェア、名誉賞は中村畜産が1万2円で落札




 横浜食肉市場は19日、場内で横浜食肉市場ミートフェアを開催した。ことしは第1部交雑種65頭(雌49頭、去勢16頭)、第2部和牛108頭(雌42頭、去勢66頭)が出場。厳選なる審査の結果、名誉賞には、昨年に続き青森県の(有)金子ファーム(写真左)が出品した去勢牛(父「福之姫」、母の父「安福久」、格付A5、BMS No.12、枝肉重量674kg、歩留まり基準値69.8、ロース芯面積101平方cm、バラの厚さ10.3cm)が選ばれ、(株)中村畜産(写真右)がキロあたり1万2円で購買した。中村畜産は昨年も名誉賞牛を購買しており「おいしい牛肉を食べてほしいという思いで購買した。肉付きも脂質も良く、大変に使いやすい枝肉だと感じた。一部は当社の小売と飲食店で提供する予定だ」と述べた。
 冒頭、主催者を代表して山口義行代表が「このミートフェアは横浜食肉市場最大のイベントであり、36回目を迎えた。各地の出荷者から合計173頭が出品され、いずれ劣らぬ素晴らしい牛が並んだ。活気あるミートフェアにしていただきたい」とあいさつ。活発な取引が行われた。交雑種の部の最優秀賞には、群馬県の横浜第一肉牛出荷組合.(株)奥軽井沢ファームが出品した雌牛(父「北美津久」、A5、BMS No.9、枝肉重量575kg)が選ばれ、キロあたり2501円で(株)L横浜センターが購買した。また、 和牛の部の最優秀賞には、島根県の島根牛出荷組合が出品した去勢牛(父「紀多福」、母の父「安福久」、 No.12、598kg)が選ばれ、(株)日本精肉店が5,001円で購買した。そのほか優秀賞牛の出品者(牛成績)は次のとおり(続きは食肉速報に掲載)

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