いわちく新豚処理加工施設が竣工、処理能力増強と輸出拡大へ




 (株)いわちく(小原俊英社長)は、産地の生産基盤拡大への対応や機能強化、輸出拡大に向け、新たな豚処理加工施設を建設し、26日、岩手県紫波町の同社敷地内にある新施設で竣工式を開催した。当日は、地元の岩手県や紫波町をはじめ整備事業・工事に携わった関係者らが出席した。
 新施設は、鉄骨造一部2階建て、延床面積1万8548平方m。と畜処理能力は1日あたり1,600頭と従来施設の1,300頭から増強。部分肉加工も1,200頭/日の処理能力をもつ。生体係留は1,428頭、冷却・保管は4千頭(枝肉)・215t(部分肉・副生産物)が可能。平成30年8月から工場棟の整備に着工し、竣工の運びとなった。
 今後、稼働はと畜が4月10日、カットを同月13日から開始する予定。年間と畜処理計画は来年度に31万500頭と、今年度の26万9千頭(見込み)から15%増を計画している。再来年度以降も処理頭数を伸ばし、最終的には35万頭を目ざす。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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