農水省は9日、カナダ、スイス、豪州と有機畜産物などに関する輸出入の条件に合意したと発表した。7月16日から有機JAS制度による認証を受けた有機畜産物などに「organic」等と表示して、カナダおよびスイスへ輸出できるようになる。有機畜産物とは牛・豚・鶏肉、その加工品はハム、ソーセージ、ベーコンなど。輸入についてもカナダ、スイスおよび豪州の制度による認証を受けた有機畜産物等を輸入し、JAS制度に基づき「有機」などと表示することができる。これまで輸出に関しては相手国の認証を取り直す必要があったが、今回の合意で自国の有機JAS制度での輸出が可能となった。相互承認の主な内容は次のとおり(続きは食肉速報に掲載)
◆行政・統計
ジビエ料理コンテスト大臣賞に大阪府・中西さん「麻辣猪肉刀削麺」
農水省は18日、「第5回ジビエ料理コンテスト」の受賞者を発表した。農村地域で深刻な被害をもたらす有害鳥獣を、野生鳥獣肉(ジビエ)として有効に活用する取り組みが広がっている。このような中、農水省では、平成28年度から「鳥獣利活用推進支援事業...
◆トレンド
内食需要は底堅く、豚肉は例年を上回る相場展開が続くか—ことしの豚肉需...
新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大した2020年。21年も感染拡大はやまず、年明け早々に首都圏の1都3県で緊急事態宣言が発出され、その後も関西や中部など対象地域が拡大された。今後も全国的に飲食店に向けた引き合いは大きな落ち込みが予想さ...
◆国内外の団体
全肉連が22日から「2月9日はお肉の日」キャンペーン展開
11都府県で新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が再発令される中、家庭での食肉消費の需要喚起に向け、全国食肉事業協同組合連合会およびJA全農などは1月22日から2月11日まで「2月9日はお肉の日」キャンペーンを展開する。全肉連は、...
◆製品
スターゼン新代表取締役社長に横田専務、常務取締役に鶉橋氏
スターゼンは18日の取締役会で、代表取締役の異動、役員の異動、人事異動について決議した。4月1日付で新たに代表取締役社長に横田和彦専務取締役営業本部長が就任する。中津浜健代表取締役会長兼社長は取締役会長、永野章代表取締役副社長は取締役副会...