伊藤ハムが来年3月1日納品分から価格改定、ハムソー4〜12%増




 伊藤ハムは10日、2022年3月1日納品分からハム・ソーセージおよび調理加工食品の商品価格改定を実施することを発表した。
 昨年後半以降、畜肉原料や小麦粉、輸入原料チーズなど、ハム・ソーセージおよび調理加工食品の原料や補助原材料の価格が一段と高騰しており、今後も上昇することが見込まれる。また、燃料価格上昇によるエネルギーコストも著しく増加している。さらに、資材品費用、物流費や労務費などの経費も時期を同じくして上昇している。同社では、そのような厳しい状況の中、全社をあげて効率化を推進し、コストの抑制に努めてきたが、コスト上昇分を企業努力ですべて吸収することは極めて困難な状況であるとし、品質のさらなる向上や安全・安心な商品を供給するため、納品価格の改定および商品規格の変更を実施することとした。価格改定の概要は次のとおり。
 [価格改定商品] ハム・ソーセージ、調理加工食品230品目(内訳 家庭用ハム・ソーセージ110品目、家庭用調理加工商品60品目、業務用商品60品目)[価格改定幅] ハム・ソーセージ、調理加工食品(麺類除く) 4〜12%、麺類 4〜14%[価格改定日] 2022年3月1日(火)納品分から。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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