和牛マスター食肉センターが米国へ神戸ビーフを初輸出




 和牛マスター食肉センター(姫路市食肉地方卸売市場)は15日、神戸ビーフの米国向け輸出出発式を開催。業界関係、行政、大手マスコミなどおよそ200人が参加した。同センターはこのほど米国向け輸出認定を取得。これにより初めて県内と畜施設から米国への神戸ビーフ輸出が実現した。17日に関西空港から現地へ出発した。輸出業者はエスフーズ。
 県内でのと畜が義務付けられている神戸ビーフの米国向け輸出は、県内に対応可能な高度な輸出対応と畜施設がないため、これまで鹿児島のサンキョーミート(株)で例外的に行われていた。県内からの輸出は業界関係者に限らず、兵庫県・神戸市といった行政関係者にとっても悲願であった。そのほか難度が高いシンガポール向けも取得。今回、輸出されるのは25頭で、このうち13頭が神戸ビーフ。神戸畜産出品牛。輸出数量は1737kgで、このうち米国が658kg、シンガポール442kgなど。米国向けはネバダ州ラスベガスのリゾートカジノホテル「MGMグランド」などで提供されるとしている。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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