日本ハム、桜姫「産地パック」パッケージの一部にバイオマス使用




 日本ハムは5月上旬から順次、国産鶏肉桜姫「産地パック」パッケージに使用されるプラスチックの一部をさとうきび由来の原料に置き換えることで持続可能な資材調達を推進する。同資材は包材の原料となる植物がCO2を吸収し、地球温暖化などの社会問題の解決に貢献できるパッケージだ。対象商品は桜姫の鶏ムネ、鶏モモ、鶏ササミ、鶏手羽モト。バイオマス使用部位はふたで、生物由来の資源を活用し、品質および安全性が関連する法規、基準、規格などに適合している環境商品の目印である「バイオマス認定マーク」が記載される(写真はイメージ)
 国産鶏肉桜姫「産地パック」は2013年に販売開始。生産地で真空パックし、小売用に再パックすることなく、店舗にそのまま陳列でき、量販店なでの作業軽減につながる。また、家庭の冷蔵庫・冷凍庫でかさばらず、そのまま保存可能だ。桜姫(生鮮品)の特長としては、透明感のある桜色をしており、鶏独特のくさみが少ない。また、一般の鶏肉に比べてビタミンEは3倍以上(日本食品標準成分表14年度版/七訂と数値比較)。さらに生産から処理、加工、物流、販売までをニッポンハムグループで一貫管理している。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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