第1回FOOMAアワード、最優秀賞は前川製作所「セルダスシステム」




 一般(社)日本食品機械工業会(大川原行雄会長)は7日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の「FOOMA JAPAN2022」において、優れた研究開発の成果を顕彰する「第1回FOOMAアワード2022」の受賞商品を発表した。累計で応募総数37点の中から、厳正な審査を経て最優秀賞ノミネート製品を決定し、実機審査を行い、最優秀賞、FOOMAアワード特別賞、優秀賞、審査委員会賞を決定。
 最優秀賞には、(株)前川製作所の多種類の骨付肉を単機で処理可能な除骨システム「セルダスシステム」が選ばれ、表彰式では前川真社長(写真右)が登壇し、表彰された。また「FOOMAアワード特別賞」は、レオン自動機(株)の「高品質」「安定生産」「使いやすさ」を追求した、最新型包あん機「火星人」が受賞した。
 優秀賞には、(株)なんつねの肉の定量スライス・自動盛付ライン「ゼウス+スコーピオン」、(株)日本キャリア工業の肉の重量バラツキ制御・自動盛付ライン「ベンディングスライサー AZ-342」のほか、(株)品川工業所の職人のあおりを再現した炒め調理機「あおり炒め機」、(株)マスダックマシナリーの製品切り替えが容易な単列式高速デポジッター「ライトデポリー(LD-P)」が受賞した。審査委員会賞は、ワタナベフーマック(株)の初めてでも安全に品質アップが可能な、ミートスライサーの新しい形である「ウルティマ」など、13社が受賞した。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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