中央畜産会、「全国優良畜産経営管理技術発表会」を開催




 「令和4年度全国優良畜産経営管理技術発表会」が25日、公益(社)中央畜産会の主催で実施された。同発表会は第62回農林水産祭の一環として開催されており、畜産経営の表彰としてはわが国を代表する行事といえる。畜産経営の優秀な事例をたたえるとともに、その成果を生んだ経営管理技術を広め、畜産の振興を図るためのもの。なお、農水省と地方競馬全国協会が後援となっている。
 審査の結果、今回最優秀賞に選ばれた発表事例は次のとおり。農業法人(株)アイオイ(山形県・肉用鶏経営)ゼロから創めて40年、10億円肉用鶏への挑戦〜地域の飼料用米を活用したブランド「やまがた最上どり」の確立に向けて〜▽倉持ピッグファウム(株)(茨城県・養豚経営)おいしい笑顔がみたいから〜伝説の下妻金豚〜▽(有)高田牧場(大分県・肉用牛肥育経営)「地域に根ざし、100年続く経営作り」〜伝統的技術の継承と先進的技術の融合〜▽(株)有田牧場(熊本県・肉用牛一貫・酪農経営)地域粗飼料資源をフル活用して資材価格高騰と温室効果ガス削減に挑む。
 優秀賞は次のとおり。中野浩一(新潟県・酪農経営)酪農を未来につなげる〜循環型農業で地域をひとつに〜▽(株)いちがお畜産(京都府・肉用牛繁殖経営)集落と連携し、景観保全と「丹後 牛の里」を実践する法人経営〜畜産を活かした地域づくり、人づくり、絆づくり〜▽森川仁(熊本県・肉用牛繁殖経営)牛にも人にも優しい!〜積極的にICTを活用した肉用牛繁殖経営〜▽渕上浩一・加奈子(肉用牛肥育経営)がんばる後継者、親父に負けるな!〜地元での粗飼料調達による低コスト和牛スモール肥育経営の挑戦〜。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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