マルイチ産商が共進会と見本市を開催、県知事賞は大国屋が購買




 信州牛生産販売協議会(根橋博志会長、写真左)は26日、27日の2日間、マルイチ産商畜産事業部大信畜産工業協賛による、「第37回信州牛生産販売協議会共進会せり市」および「第87回りんご和牛信州牛見本市展示即売会」を長野県中野市の大信畜産工業中野本社工場で開催した。
 りんごで育てた銘柄牛として定着した「信州牛」は、昭和40年代から地元生産者、大信畜産工業(株)とマルイチ産商がブランド化を図り、昭和45年に商標登録して以来、マルイチ産商の一貫システムにより生産されている。平成22年には名称を「りんご和牛信州牛」に刷新し、品質はもとより、安全対策でも国内トップクラスにふさわしい銘柄牛として全国的に知名度を高めている。
 今回の出品牛は長野県おいしい牛肉認定事業による「信州プレミアム牛肉」を含む黒毛和種56頭(共進会35頭、見本市21頭)
 37回目を迎えた共進会は、去勢23頭、雌12頭が出品され、信州牛の評価基準に基づく厳正な審査が行われた。審査の結果、共進会の長野県知事賞はグリーンフィールド長者原ファームの出品牛(去勢、枝肉重量583.2kg、オレイン酸計測値53.4%)が受賞し、せりではキロあたり5,030円で大国屋(写真右)が購買。中野市長賞のグリーンフード出品牛(雌、545.0kg、52.8%)は、2,750円でプロミートが購買した。一方、見本市の金賞はグリーンフードの出品牛(雌、565.6kg、55.3%)が受賞、恒例のくじ引きによる抽選により3,400円で赤塚屋が購買した。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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