日本ICMJ開催、大学対抗部門では北海道大学が優勝




 全日本大学対抗ミートジャッジング競技会(日本ICMJ)実行委員会(河原聡会長)が主催する「第15回全日本大学対抗ミートジャッジング競技会」のオンライン企画が2月27日に、4年ぶりとなる対面企画が3月1〜2日に開催された。競技の結果、総合部門、牛部門、豚部門では北海道大学・佐藤桃さん、部分肉・精肉部門では帯広畜産大学・山川綾華さんが第1位に輝き、大学対抗部門では北海道大学が優勝(写真は同大学の学生および監督教員)。準優勝は鹿児島大学、第3位は日本大学となった。
 同競技会は、大学で畜産学を専攻する学生らを対象として、食肉格付に関する体験的な学習を通じ、畜産業や食肉産業の社会的役割や魅力に対する学生の理解増進を図るとともに、食肉産業界と大学および学生間の交流を促進して、畜産・食肉産業界の将来を担う人材の養成に資することを目的とするもの。参加学生には、牛・豚の枝肉格付の理論や実際の評価技術を学び、食肉産業分野の新しいテクノロジー、消費者のニーズ・期待に触れる機会を提供する。
 競技は2日間にわたって実施。牛枝肉部門と豚枝肉部門では、学生たちが実際に4個体の枝肉を観察することで、歩留まりや肉質を評価した。部分肉・精肉部門では、用意されたカット肉の名称を記述式で回答。それらの精度や正答率を競い、それぞれの参加者に個人成績がつけられ、上位の学生および大学が表彰された。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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