みかわ牛銘柄推進協、大相撲名古屋場所優勝力士へ「みかわ牛」進呈




 みかわ牛銘柄推進協議会は7月23日、地元開催となった大相撲名古屋場所千秋楽の表彰式で優勝力士へみかわ牛を進呈した。大村秀章名誉会長(愛知県知事)が登壇し、優勝力士の豊昇龍に賞状とトロフィーを渡したほか、副賞として賞金とみかわ牛ロース1頭分を進呈した。
 大村名誉会長は、力士の健闘を讃えるとともに、「先ほど宮崎県知事賞で宮崎牛が贈呈されたが、みかわ牛はそれに勝るとも劣らない品質の和牛。より多くの方がたに味わっていただきたい」などと発言し、会場にいる観客や関係者にもみかわ牛をアピールした。
 みかわ牛は従来、愛知県経済農業協同組合連合会(JAあいち経済連)のブランドとして愛知県内を中心に流通してきたが、さらなるブランド力の向上を図るため、生産者、食肉流通団体、行政が一体となって消費者へのおいしい和牛の提供と販売店の拡大、県内生産者の経営発展につながる活動を展開ことを目的に、2020年に設立総会を開催し愛知県の大村秀章知事を名誉会長とする協議会を立ち上げた。
 みかわ牛の定義は①県内の指定農場で1年以上肥育②肉質等級4等級以上(従来は3等級以上)③JA飼料利用④県内3市場(名古屋、半田、東三河)に出荷されたもの。協議会は、みかわ牛出荷者協議会、名古屋食肉市場買参事業協同組合、愛知県食肉事業協同組合連合会、名古屋市中央卸売市場南部市場、名古屋食肉市場㈱、㈱東三河食肉流通センター、愛知県、愛知県経済農業協同組合連合会で構成される。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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