米沢牛枝肉共励会、最優秀牛はキロ4,522円で米沢黄木が購買




 第44回米沢牛枝肉共励会(主催=米沢牛銘柄推進協議会)が27日、米沢市食肉センターで開催された。共励会には75頭を出品。厳正な審査の結果、最優秀牛は、長井市の鈴木隆文さんの出品牛(A5、枝肉重量531kg、BMS No.12)が受賞。せりではキロあたり4,522円(税抜き)で(株)米沢牛黄木が購買した。上場頭数の84%が5等級であり、高品質な枝肉がそろった。コロナ禍の収束によって、観光需要、外食需要が回復していることと、需要が見込まれる旧盆が控えていることから活発な取引が行われ、販売金額は夏の共励会としては、過去最高となる1億2,287億円を計上した。
 なお、1頭あたりとしては最優秀牛が最高値だったが、キロ単価では米澤佐藤畜産の出品牛(A5、枝肉重量438kg、BMS No.12)が5,013円の最高単価を出し、(株)登起波が落札した。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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