TOKYO X-Associattion総会、若い世代に向けたPRやサイト充実図る

 TOKYO X-Associattion(中村敏章会長=写真)は21日、第25回総会を東京都新宿区の京王プラザホテル新宿で開催。2023年度事業報告、24年事業計画(案)など上程全議案を承認した。また、役員改選では、幹事・書記長として新たに田上昭彦氏(㈱ミートコンパニオン ミートパッカー部次長・和光事業所所長)を選任した。
 中村会長は「『アソシエーション』とは、集まった人がそれぞれ同じ目的を持ち、計画的に行動する団体のこと。私たちの目的はお客さまに喜んで食べていただけるTOKYO Xの価値創造だ。おいしいと言っていただける品質の安定度、顧客の拡大、メディアを使った露出度上昇、潜在顧客を増やしていく。その方たちに取扱店舗の案内を行い、実際に購入していただき、食べて満足していただく。そして生産者組合との情報を密にして相互の課題を解決しながら、常に店頭に陳列可能な頭数を育てていただくために、アソシエーションとしてできることを議論し、消費者、生産者、社会の3方が喜ぶ環境を構築していく」と強調した。来賓あいさつでは、井上信治衆議院議員・自民党幹事長代理、大勢待利明青梅市長からの祝辞(それぞれ代読)が述べられた。
 TOKYO X-Associattionでは昨年11月に開催された「第15回食育フェア」の来場者212人に試食配布とアンケートを実施。ブランド認知度では、喫食経験の有無に関わりなく全体の約6割が知っていると回答した一方、20代の認知度は低く、継続的な消費者を育てていくため、今後は若い世代へのPRが必要となる。そのためにはSNSや動画ツールなどを活用し、イベントへの参加も継続していく。 
 また、TOKYO X-Associattion公式サイト開設から5年が経過。サイトを通じてさまざまな情報発信を行っており、22年には販売店情報の検索を簡易化した。昨年からは料理レシピや取扱店からのメッセージを掲載。今回さらなる充実を図るためアクセス分析を実施した。昨年4月〜今年5月の1年間を主軸とし、一昨年との比較分析を行った。露出が増えていることもあり、新規ユーザー、初めてサイトにアクセスした人の成長率も上昇。今後さらにサイトを充実させることが、消費者にTOKYO Xを知ってもらう機会につながる。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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