MLA豪州食肉家畜生産者事業団は14日、大阪、福岡に続き東京・品川区の品川プリンスホテルで「オージー・ビーフ&ラム 2017MLAプロジェクションセミナー」を開催した。セミナーではアンドリュー・コックス駐日代表が2017年のオーストラリア産牛肉、ラム、マトンの産業予測について講演。日本が再びオージー・ビーフ最大の輸出市場となったこと、さらに2017年はオーストラリア産牛肉の生産量は回復する見込みであること、輸出量が過去5番目の高さになる見込みであることなどを説明した。
続いてスペシャル講演では(株)味香り戦略研究所研究開発部の矢嶌希望氏、石原隆司氏がオーストラリア産パスチャーフェッド、ショートグレイン、オーストラリア産ではないコーンフェッドの3種類の輸入牛肉を味覚センサー、さらに一般・主婦モニターと食肉業者やシェフらの専門家モニターが試食した官能評価などについて「牛肉味分析・官能評価報告」として発表した(結果の詳細は2月28日付「食肉通信」に掲載)
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