USMEF春季会議でセング会長の勇退計画発表、12月から新会長




 米国食肉輸出連合会(USMEF)の春季会議が5月24〜26日にヴァージニア州アーリントンで開催され、畜産関係者、政府関係者、議会関係者、各国大使館職員ら合計約200人が出席した。会議では、牛肉・豚肉を中心とした需給状況や輸出状況に関する最新情報の提供から、将来問題となり得るCRISPR/Cas9(ゲノム配列の編集技術)までの多岐にわたる議論が行われた。また、各国に置かれているUSMEFの海外事務所のスタッフから近況報告やプロモーションの成果報告もあり、海外でのプロモーションなどの実態を牛肉生産者らの会員や政府関係者に理解してもらう重要な場ともなっていた。(USMEFの歳入の多くは、牛肉生産者のチェックオフ資金やUSDAの事業費から構成される)
 さらに、今回の会議において、永年USMEFを率い、日本にも非常になじみの深いフィリップ・セング会長の勇退に向けた引継計画が公表された。マーケティング担当上席副会長であるダン・ハルストラム氏が後任として、本年12月1日付で会長兼CEOに就く予定となっており、セング会長は、現職を退いたあとも来年7月まで、名誉CEOとして残る予定とされている。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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