第1回和牛甲子園を開催、初代チャンピオンに飛騨高山高校が輝く





 JA全農は18〜19日、全国の農業高校などで和牛を飼育している高校生を対象に、高校生が育てた和牛を集めて肉質と日ごろの取組内容を競い合う大会「第1回和牛甲子園」を東京食肉市場で開催。出品牛枝肉の肉質評価と日ごろの取り組み内容を合わせた総合評価で、岐阜県立飛騨高山高校(雌、A5、枝肉重量=450kg、BMS No.10)が和牛甲子園最優秀賞を受賞し初代チャンピオンとなり、JA全農ミートフーズ(株)が単価3,505円で購買した。
 同大会は、将来の担い手である高校生に情報交換と同世代の交流の場を提供し、技術の向上と生産意欲を高めるとともに、広く国内肉牛の生産振興に役立てることを目的としており、今回は参加高校15校、出品牛21頭が集まった。チャンピオン校である飛騨高山高校は現在、繁殖牛15頭、肥育牛30頭を飼育。日ごろの取組発表会では、血液検査やエコー検査、さらには卵巣摘出など高度な技術を行っていることを発表し、高い評価を得た。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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