平田牧場が「酒田京田ミートセンター」竣工、環境負荷など軽減




 (株)平田牧場(山形県酒田市、新田嘉七代表)は9月1日、酒田京田西工業団地 (酒田市京田4丁目)に、新たな食肉処理施設「平田牧場 酒田京田ミートセンター」を竣工する。
 酒田市大宮の本社ミートセンターは、1986年の稼働から36年が経過し、ブロック肉を中心とした製造品目から、時代の変化に伴い小容量多品種に変化してきたため、製造ラインの動線が非効率的な状況だった。また、近い将来の労働人口の減少による工場での作業人員不足に対応するラインの自動化や、量販店のインストアパックからアウトパックといった新たな需要に対応する必要性、そして脱炭素社会実現に向け、2030年目標が企業の責務であることから、工場を新設することとなった。
 新ミートセンターの総床面積は5,794平方m、作業場面積は2,600平方mで、旧工場と比較し、それぞれ272%、252%と大幅に増加。それに伴い、製造能力もアップしたが、作業にあたる現場従業員数は全体で76人から60人と減少する。戻り動線のないストレートな作業動線や機械化の促進により生産性も大きく向上させた。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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